2025年4月1日よりJR各社の在来線および新幹線料金が改定されます。
基本値上げ方向の改定ですが、JR西日本に関しては「電車特定区間」の改定も行われるため、京阪神エリアは値下げ区間も発生しています。
定期券を購入される予定の方は購入時期に注意が必要です。
2025年4月1日の改定は値下げもある
今回の料金改定の内容のことをあまり気にせず、どうせ全面値上げだろうと考えていたのですが、よくよく調べてみると6か月定期券の場合、価格改定後は2,000円程度安くなることが分かりました。
「電車特定区間」とはWikipediaより抜粋しますと、
JRの旅客営業規則第78条第2項に規定する区間である。東京附近及び大阪附近の幹線区間のうち利用者が特に多い線区・区間について、この区間内の駅を相互発着する場合、普通旅客運賃の計算において幹線区間よりも割安な対キロ賃率を適用するものと規定されている。
とあります。

特定区間に関しては料金体系が他の区間と異なるため、今回の区間の改定で利用区間によっては値下げとなるということです。
2025年4月1日前後で定期券購入予定の方は、ご自身が利用される区間が高くなるのか安くなるのか確認してから購入日を決めましょう。
2025年4月1日以降のJR新料金の確認方法
とくに料金改定の影響が大きい定期券に関しては、料金改定前後の料金を確認し購入日を調整しましょう。
以下のマイテイキで料金改定後の定期料金の確認ができます。


トップページの「運賃検索・購入申し込みはこちら」から「運賃検索・購入申込」へ進みます。

定期券申込メニューよりご自身が購入される予定の定期券照会へ進みます。
そこで区間を選択し「次へ」を押すと、利用区間の選択画面の下に、2025年4月1日購入分の料金を確認するチェックが表示されていますので、そこにチェックを入れて次へ進めば改定後の新料金が確認できます。

ここで改定前後の料金を確認し、値上げの場合は3月中に、値下げの場合は4月以降に購入するよう調整しましょう。
ざっと確認したところ、JR西日本以外は全般的に値上げのようですが、JR西日本は電車特定区間の改定もあり、区間によっては値下げになるということで、間違って高い料金で購入しないよう注意してください。