PSVR2が2023年2月22日発売
PS5専用のVRヘッドセット、PlayStationVR2(PSVR2)が2023年の2月22日(水)に決定しました。価格は74,800円(税込)です。
パッケージに同梱されるのはPSVR2専用ソフトウェア『Horizon Call of the Mountain』のダウンロード版プロダクトコード、PSVR2ヘッドセット、PSVR2 Senseコントローラーおよびステレオヘッドホンとなっています。
購入すれば即遊べるのは良いですね。転売対策などもされており、発売直後はそれほど混乱なく販売されるのではないでしょうか。
PSVR2はコスパ最高、売れるかは微妙。。
この手のハードウェアはニワトリが先か、タマゴが先かという話しで、ソフトウェアが揃わないとハードウェアの価値は高まりませんし、ハードウェアが売れないと優良なソフトウェアが揃わないというジレンマに陥ります。
そのため、ソフトウェア不足を補うために旧ハードの後方互換が解決の糸口になりますが、今回PSVR2は初代PSVRのソフトウェアに対応しません。初代PSVRとは構造がかなり違うため仕方が無い面はありますが、初代PSVRのソフトウェアをPSVR2用に移植して安価に提供するなど対策が必要だと思います。
PSVR2のコストパフォーマンスはかなり高いです。PC用のVRヘッドセットと比較した時、VIVE PRO2あたりが性能面では近い(VIVEの方が高性能ですが)と思うのですが、価格は17万円程度します。PSVR2の7万円台はかなり安いと思います。
しかし、PS5専用でしかもPSVR2用ソフトウェアに限定、PS5本体はまだ充分に普及していないことなどを考えると、正直Youtuberなどテック系のハードウェアマニアな方にしか響かないのではないでしょうか。
こういったゲーム関連の機器にはすぐに飛びつく私でも、ちょっと躊躇してしまいます。
PSVR2が公式にPCでも利用可となれば神
最近はPC向けにソニーのゲームタイトルも発売されることが増えて来ていますし、PSVR2が公式にPCで利用可となれば神ハードとなりそうです。
非公式にはPSVR2をPCでも使える手段が出てきそうな気がしますが、公式にPC用のVRタイトルも遊べますとしてくれた方が嬉しいです。PCで使えれば万が一PSVR2用のタイトルが揃わなくても、PSVR2は有効活用できますので7万円でも躊躇なく購入出来そうです。
PSVR2の転売対策についてはありがたい
PSVR2の発売で最も懸念されるのが、転売目的の買い占めにより欲しい人が買えないという事態になることです。しかし、PSVR2に関しては、普段PSを遊んでいるユーザーがPSVR2を買えるよう、日本国内においてPlayStationNetworkアカウントを連携させた先行予約を実施します。先行予約に関する詳細は11月21日(月)に、PlayStation.comで案内予定となっていますので、欲しい方は先行予約を申し込みましょう。
PS5の発売時にもソニーストアの販売履歴から、優先的に抽選予約申し込みという転売対策的な取組がされましたが、PS5に関しては絶対的な物量が不足しており、対策も不満を解消するレベルには届いていませんでした。
PSVR2は需要と供給バランスがどうなるのか予想が付きませんが、今回の対策が有効に働いてくれれば良いなと思います。
PSVR2にはUHD-BDコンテンツがある!
PSVR2はゲームソフトが揃うまでは厳しい印象がありますが、PSVR2で期待したいコンテンツとしてUHD-BDがあります。
PSVR2は解像度が向上して、UHD-BDなど4K映像のコンテンツを迫力満点で視聴出来るのはかなり魅力的です。先日発売された「トップガン マーヴェリック」やPSVR2発売直後に発売予定の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」などのUHD-BDを4Kの大画面相当で観れます。
PSVR2販売時には映像コンテンツを楽しむという要素も、どんどんアピールしていくと良いのではないでしょうか。
私はもう少しPSVR2を発売日に購入するか考えたいところですが、UHD-BDをPSVR2で観てみたい欲求と、解像度とリフレッシュレートが上がったことで、VR酔いがどれほど改善されるのか、といったところも気になりますので、結局発売日に買っちゃうかもなと感じています。今から資金計画を立てておこう。