お手軽サイズだけどペットボトルも立てて入る
EENOURからちょうどいいサイズの車載可能なポータブル冷蔵庫D18が発売されましたので購入しました。EENOURの冷蔵庫は以前から気になっていたのですが、最小サイズのD10ですと500mL以上のペットボトルは立てて入らないため、もう少し大きいサイズが欲しいなと思っていました。このD18は私的にベストサイズの冷蔵庫です。
今回EENOUR D18をいろいろ試してみましたので、気になっている方の参考になればと思います。
EENOUR D18庫内は意外に広く使いやすい
電源の関係で庫内は2段になっており、深い方に2Lペットボトルを立てて3本入れられます。この手の小型冷蔵庫は500mLサイズのペットボトルを立てて入れる想定で作られているものが多く、最近増えてきている600や700mLのペットボトルが立てて入らないという事も多いのですが、EENOUR D18ですと、中途半端なサイズのペットボトルでも立てて入ります。
MAXで上の画像のような感じで入れられます。
蓋を開けると庫内を照らすライトが光るため、夜間の暗い車内でも問題なく使えます。
また底には水抜きの栓がついていますので、庫内に飲み物がこぼれてしまった時も安心です。
EENOUR D18の消費電力や騒音について
EENOURのポータブル冷蔵庫はACコンセントと車に付いているDCアクセサリーソケットが利用可能です。ACアダプターと上記の2方式で接続可能なプラグコードが付属します。
コードは車内取り回しに困らない程度の長さがあります。アウトドアで車外まで伸ばす可能性がある場合は延長コードなどが必要です。
使用中の消費電力ですが冷却運転中は大体45W前後となります。しかし、一旦冷えて定常運転となると0.7W程度になります。
庫内温度が上がってくると定期的に冷却運転になります。20度程度の室内ですと、1時間に一度2分程度冷却運転するような感じです。冷却運転中の騒音は1m程度離れたところで45db程度。静かなところではそれなりに気になりますが、走行中の車内では全く気にならないレベルです。
EENOUR専用バッテリーが高い
今回私は専用バッテリー無しの本体のみを購入したのですが、電源の無い場所で利用したい方はEENOUR専用バッテリーが必要です。この専用バッテリーが容量15,600mAhで15,000円程度と結構高いです。私は電源が使える場所でしか使う予定が無いのですが、バッテリーを使いたい方には悩ましいはず。
最近のモバイルバッテリーの相場を知っている方は高いなと感じるでしょう。
モバイルバッテリーでしたら汎用性も高いので、モバイルバッテリーから冷蔵庫に給電すれば良いのでは、と考えてみましたが仕様等いろいろ検討が必要そうです。可能性があるとすれば12V出力が可能なモバイルバッテリーを使い、USBからアクセサリーソケット変換して利用するという方法です。しかし、ワット数が足りるのかといった点が、実際に試してみないと分からないためリスクが高いです。
確実なのはAnkerなどの安いポータブル電源を使うことですが、場所も取りますので素直に専用バッテリーを買うのが良いでしょう。そう考えると絶妙な価格設定になっているなと感心します。
EENOUR D18ポータブル冷蔵庫おすすめ
今回紹介しましたEENOUR D18ポータブル冷蔵庫はかなりおすすめです。
私の利用用途としては、在宅勤務が週何回かありますので、常に冷えた飲み物をすぐ取り出せるということで自室に置いています。
週末にロングドライブに行くときは、車に乗せて利用するような使い方です。重さが10kgを切るため持ち運びも簡単ですから、場所を固定せず柔軟に利用できるのも魅力です。
あと動作音がほぼしないのも驚きです。たまに動作してるなぐらいの感じです。真夏の炎天下ですと状況が違うかもしれませんが、保温力がかなり高いのでしょう。
最近の夏は猛暑となることが多いので、ポータブル冷蔵庫を検討してみてはいかがでしょうか。