メガドライブミニ2収録タイトルの当時の思い出
2022年10月27日発売予定のメガドライブミニ2の収録タイトル第4弾までが発表されました。なかなか渋いタイトル群だなと感じていますが、残りの第5弾でどのようなタイトルが発表されるのか楽しみです。
第5弾発表は8月19日 20時からで、「誓いの場所」とサブタイトルが付いています。どのようなタイトルが発表されるのか楽しみです。
私はメガドライブ、メガCDともに当時リアルタイムでプレイしていました。周囲がスーファミ一色の中でセガハード一筋。最近放映されている異世界おじさんのセガネタには共感しかないです。
そんなセガハード推しの私がこれまで発表されたメガドライブミニ2タイトルの中から、覚えている範囲にはなりますが、当時のプレイレポや思い出を語りたい。少しでもメガドライブミニ2を体験したくなってくれれば嬉しいです。
まずはメガドライブミニ2の発表タイトルおさらい
まずは第4弾発表までで判明したメガドライブミニ2収録タイトルを振り返ります。
- エコー・ザ・ドルフィンCD(MCD)
- 三國志Ⅲ(MCD)
- 天下布武~英雄たちの咆哮~(MCD)
- 電忍アレスタ(MCD)
- 真・女神転生(MCD)
- ゲイングランド
- ソーサリアン
- ファンタシースターⅡ 還らざる時の終わりに
- 闘技王 キングコロッサス
- ポピュラス
- ビューポイント
- ファイナルファイトCD(MCD)
- ルナ ザ・シルバースター(MCD)
- ルナ エターナルブルー(MCD)
- ワンダーメガコレクション(MCD)
- エイリアンソルジャー
- TATSUJIN
- スーパーストリートファイターII
- 餓狼伝説2
- ああ播磨灘
- ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場
- 三輪サンちゃん
- ナイトストライカー(MCD)
- ニンジャウォーリアーズ(MCD)
- スターブレード(MCD)
- アウトラン
- アフターバーナーⅡ
- スプラッターハウス PART2
- ふしぎの海のナディア
- メガパネル
- イチダントアール
- コラムスⅢ 対決!コラムスワールド
- スターモビール
- シルフィード(MCD)
- シャイニング・フォースCD(MCD)
- ソニック・ザ・ヘッジホッグCD(MCD)
- 夢見館の物語(MCD)
- ぽっぷるメイル(MCD)
- バーチャレーシング
- ボナンザ ブラザーズ
- シャイニング&ザ・ダクネス
- サンダーフォースⅣ
- まじかる☆タルるートくん
- ファンタジーゾーン
現時点で44タイトル発表されており、思っていたよりもメガCDタイトルが多いです。第5弾でもこれまでと同じく11タイトル発表されるとすると、最終55タイトルになりますがどうでしょうか?
この中から私が当時リアルにプレイしたものを中心に背景なども含めお伝えします。
メガCD代表作のRPGルナシリーズ
この2作だけでメガドライブミニ2買いなんですが、メガCDのRPGといえばルナシリーズです。ぜひ1作目のザ・シルバースターからプレイして欲しいです。1作目はボリュームも控えめでちょうど良いです。
他のゲーム機にもルナシリーズは移植されていますが、メガCDのオリジナル版が最高クオリティという珍しいゲームです。移植作は演出などがカットされていたり、どれもオリジナルに少し劣る内容となっています。移植版で遊んだ方も是非オリジナルを遊んで欲しい。
当時の時系列について記憶が曖昧なところがありますが、メガCD本体は発売日に購入し、その半年後にルナが発売されました。メガCDは買ったものの遊ぶタイトルが天下布武しかなかった時に、このルナは待ちに待ったタイトルでした。同じ年にPCエンジンの超大作RPGである天外魔境II MANJI MARUが発売されましたので、影に隠れた感はありますが、CDメディアのRPGをはじめて遊び、キャラクタがしゃべりまくることに感動しました。
続編ルナ エターナルブルーはオープニングから鳥肌もので、1作目と比べるとゲームのボリュームもかなりアップして遊びごたえがあります。メガドライブミニ2を買った方は是非遊んでほしいです。エンディングまで遊べば歴代遊んだRPG上位に入ること間違いなしです。
天下布武はメガCD入手に貢献した
メガCD本体が発売した当時はまだ中学生で、4万円以上するゲーム機(しかも周辺機器 !)ですからクリスマスプレゼントにお願いするにはオーバーキルな価格です。
そんな私がメガCDを入手できた立役者が天下布武でした。大河ドラマ好きな父親に天下布武のオープニングが刺さりました。当時のゲームソフトのレベルを超えるオープニング映像は圧巻でした。
ゲーム内容も硬派で難易度は高かったけど、かなり遊びこんだ記憶があります。
このゲームに関してはゲーム内容よりも存在自体に「ありがとう天下布武」という感じです。
ゲームアーツはここまで読み切っていたのか?
任天堂ハードにマウントを取りに行く格闘ゲーム
収録タイトルのスーパーストリートファイターⅡは当時スーパーファミコン版よりも大容量カートリッジを使用し、アーケードの再現度が高かったことで、数少ないスーパーファミコンにマウントが取れるゲームでした。
スーパーファミコンの方がグラフィック面では高機能でしたから、スーパーファミコンとメガドライブの両方で発売されるゲームソフトは、メガドライブ版の方が見劣りすることがほとんどでした。そんな中、超人気タイトルのスーパーストリートファイターⅡはメガドライブ版が優れているということで、当時少しテンション上がっていたのを思い出しました。
また、収録タイトルの餓狼伝説2はオリジナルからバランス調整が入っていたりで、餓狼伝説2プラスと言って良いような作りで良い出来です。
あと格闘ゲームとは違いますが、ファイナルファイトCDは家庭用ゲーム機移植でガイが使用できるということで、ガイが使用できないスーパーファミコン版にマウントが取れるタイトルとなっています。しかし、ガイのパンチ速度が遅く、アーケードよりも爽快感に劣るのはご愛嬌。
ファンタシースターⅡやシャイニング&ザ・ダクネスは当時かなり感動した
ファンタシースターⅡとシャイニング&ザ・ダクネスは発売当時かなり感動したRPGになります。
RPGの代表格といえば当時もドラクエとファイナルファンタジーで、ファンタシースターⅡが発売されたのは、ドラクエ4が発売される1年前でした。
当時のドラクエやファイナルファンタジーと比較し、ファンタシースターⅡは戦闘時に主人公キャラクタが攻撃モーションなどでバリバリ動くので、当時のRPGとしては斬新でした。ストーリーもかなり濃密でメインヒロインのネイがカワイイ。
初代メガドライブミニには4作目のファンタシースターⅣが収録されています。この2作目をプレイしてから、4作目をプレイすると感動レベルが数段アップしておすすめです。
私的にはドラクエ1~3までの流れと同じくらい、ファンタシースターの4作目までの流れが好きです。
ファンタシースターⅡは今プレイするとかなり辛いですが、メガドライブミニ2では少し遊びやすく調整されているようです。
そして、シャイニング&ザ・ダクネスは1991年発売。3DダンジョンRPGということで少しマニアックな部類ですが、街のグラフィックや敵が動いて登場したり、魔法のエフェクトが派手だったりと当時の期待度は凄かったです。ボリュームがかなり少ないのが難点ですが、メガドライブミニ2でサクッと遊ぶにはちょうど良いと思います。
スーファミ派の友達もこのグラフィックには興味深々で、発売日に私が買いに行くのにぞろぞろ一緒に行き、そのまま遊んだことを今でも覚えています。通販なんてなかったので、リアル店舗に発売日に買いに行っていったのは良い思い出です。
その後、同じ年にスーファミでファイナルファンタジーⅣが発売されました。ボスバトル曲で鳥肌が立ったのを今でも強烈に覚えています。
家で遊べるだけで感動のアーケード移植
セガといえばアーケードゲームということで、今では考えられないぐらい当時のアーケードゲームは賑わっていました。アーケードゲームが家で遊び放題というのは、家庭用ゲームにとって大きなアドバンテージです。
今回収録されるアウトラン、アフターバーナー、イチダントアールはアーケードでもかなり遊んだので、移植の完成度よりもただ家で遊べるだけで感動ものでした。
今プレイするとアーケードとは別ものなんですが、当時はそれでも大満足で遊んでいました。
当時は何が面白いのか分からなかった名作ソーサリアン
第4弾タイトル発表で一番盛り上がっていたのが、このソーサリアンではないでしょうか。発表番組の中でもセガの方がおっしゃってましたが、このゲームはかなりとっつきにくい部類のゲームで、今の時代には遊びにくいのではないかということで、初代メガドライブミニでは見送った経緯があるようです。
確かに、私も発売当時は子供でこのゲームが全く理解できず、クソゲー認定してお蔵入りにしていました。
しかし、ゲームシステムを理解して、シナリオや世界感を感じることが出来れば一気にハマること間違いなしです。高校生ぐらいの時に出会っていれば、私もかなりハマったと思います。当時は情報も少なく、何をしたら良いのか分からないままお蔵入りした苦い記憶の名作ソーサリアン。メガドライブミニ2でじっくり遊びたいと思います。
第5弾発表はどんなタイトルがなにが来るのか?
かなり長文になってしまったので、まだまだ思い出のタイトルはありますがこの辺で。
後は第5弾発表を残すのみということになります。8月19日が楽しみです。それにしてもこれだけのゲームタイトルの収録調整お疲れ様と言いたいです。メガCDタイトルなどは声も収録されているので、権利関係の調整は大変そうです。
なぜあのタイトルが収録されていないんだ!と言いたい気持ちは分かりますが、大人の事情で収録できないものも多いでしょう。
私が最も期待しているメガCD版のうる星やつらやマンガ原作の3×3eyesなどは恐らく無理でしょう。(入ったら神)
バハムート戦記やアドバンスド大戦略などシミュレーションゲームの良作も多いので、期待したいですが、今のご時世で戦争関連ものは難しいかな?アドバンスド大戦略の鬼畜難易度とCPUの長考も今は厳しいかも。CPUの長考ぶりはコーヒー淹れて一服してもおつりが来るレベルで長かったと記憶しています。
メガCDのゲームは発売メーカーが今は存在していないところも多く、第5弾何がくるか予想が難しいです。ゲームアーツミニか?というぐらい、すでにゲームアーツ作品が多数収録されていますが、さらに第5弾で追加が来るのかも気になる点です。
個人的には、すでに発表されているタイトルだけで、価格の元は取れている感があるので、第5弾ラストでどれほど大物が発表されるのか。最後のシークレットタイトルは何なのか?非常に楽しみです。