2023年4月より基本情報処理試験が少しは取得意義のあるものになるかも

その他

試験制度が変更になり、通年で日時選択が可能

ITスキル関連の試験では入口となる「基本情報技術者試験(FE)」および「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」の試験制度が変更となります。

2023年4月より変更が行われ、年2回の試験から通年で受験可能となります。また、試験の実施方式や出題範囲なども変更となりますので、今後受験予定の方は要注意です。

実施方式、出題形式、出題範囲の変更内容

2023年4月より変更予定の内容について、2022年6月時点で判明しているのは以下です。

  • 実施方式 2試験区分(FEとSG)を年2回から通年試験化し、随時受験が可能になります。ただし、申し込み方法やその他の詳細は後日となっていますので、追加情報に注意願います。
  • 出題形式 午後問題を小問形式としコンパクト化、試験時間を30〜40%短縮。FE試験は300分から190分に、SG試験は180分から120分に短縮されます。サンプル問題はこの記事の下の公式サイトより確認出来ます。
  • 出題範囲 FEのプログラミング言語に関する問題は、普遍的・本質的なプログラミング的思考力を問う疑似言語に統一されます。

ただ暗記だけする試験から変わろうとしている

私は若手社員に対して「基本情報技術者試験(FE)」および「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」は取得する必要は無いというスタンスでした。

しかし、2023年4月から変更となる試験制度では、受験のための勉強と、知識が付いたかの確認試験は全く意味が無いとは言い切れないかもと感じました。試験時間も短くなっていますし、自分の都合にあわせて試験日を決められるのもありがたいです。

この調子で、高度試験の方も見直されると良いなと思います。ITストラテジスト試験などは、午後の論文の試験勉強はまだ楽しめるのですが、午前の丸暗記試験の勉強が苦痛で仕方ありませんでした。

国家試験に合格しても全く役に立たんと言われないために、徐々に改革されることに期待したいです。

情報処理技術者試験における出題範囲・シラバス等の変更内容の公表について(基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験の通年試験化) | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「情報処理技術者試験における出題範囲・シラバス等の変更内容の公表について(基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験の通年試験化)」に関する情報です。

おまけ:公式Lineスタンプなんてあったんか

ITパスポート試験の公式キャラクターがいることは知っていましたが、Lineスタンプも販売されているようです。興味ある方は覗いてみてはいかが。

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