PS5が30%スリムになり価格は上昇
2023年11月10日よりPS5が新モデルに刷新されます。新モデルはデザインや本体サイズが一新されコンパクトになりました。
旧モデルはリビングに置いていると存在感が半端ないサイズでしたが、新モデルでは少し控えめになりそうです。それにしてもそれなりのサイズではあります。
PS5新モデルのサイズ詳細は他のサイトにも多数出ていますが、簡単に紹介するとディスク有のモデルで外寸幅約358mm、高さ96mm、奥行216mm、重さ約3.2kgです。旧モデルは外寸幅約390mm、高さ104mm、奥行260mm、重さ約3.9kgです。全体的にコンパクトで軽くなっており、消費電力も若干低下しています。ゲームソフトを保存する内蔵SSDの容量も1TBに増加です。
1台目のPS5はリビング、2台目は自室にと考えていた方は、コンパクトになったPS5は嬉しいですね。しかし、今回の新型PS5で素直に喜べない点として、モデル刷新に伴い価格が6,000円〜1万円ほど値上げとなりました。さらに、コントローラDualSenseなど周辺機器も値上げとなります。円安の影響で仕方ないのですが、これまでのゲーム機の慣習から反発の声も多いです。
本体がスリムになって値上げはおかしい！と言われるゲーム業界
PCやスマートフォン、バッテリーなど性能が同じで小型、スリムになるとハイエンドとして価格が高くなるのが常識ですが、ゲーム機に関しては過去からスリムな2代目は価格が安くなるという常識が通例となっており、今回のPS5もリニューアルで値上げはおかしいだろ！といった声が多いです。
PS5の性能はまだまだ一線級で、廉価版というモデルでもありません。コンパクトに収めるにはコストがかかる部分も多くありそうです。SSDの容量も上がっており、頭脳のAPUの製造プロセスも微細化していると聞いています。(正式に公表はされていないと思います)
為替の影響を抜きにすると、価格は据え置きとも言えますから、新型PS5の価格はかなり頑張っている方だと思います。
ゲーム業界の悪しき習慣が残っているのかなと感じました。
新型PS5、本体デザインの共通化でディスクドライブの後付け可能など、凝った作りになっているので、まず安いデジタルエディションを買って、必要に応じてディスクドライブを後付けといったことも可能です。この機会にPS5を持っていない方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
PS5タイトルのストリーミングが解禁。PSポータルは？
PS5本体の話題から逸れますが、しれっと2023年10月17日よりPS5タイトルのストリーミングサービスが開始されます。
PS5本体にインストールせずにゲームをすぐに始められることが利点です。最初は対応タイトルも少なめですが、徐々に広がっていくことに期待。
そうなると2023年11月15日に発売される、PS5ゲームのリモートプレイ専用機「PSポータル」がストリーミングゲーム非対応な点が気になります。PS5のゲームもストリーミングできます。となった直後に発売されるPSポータルが非対応。。。
PSポータルの詳細スペックが発表される前に、ストリーミングゲームのリモートプレイに期待していたので、アップデートで対応してくれるとありがたいです。
