2025年6月5日に発売日が決定した、ニンテンドーSwitch2。抽選予約受付も開始され、私も早速申し込みしました。
ダイレクトでの発表内容や、公式ページなどで公開された情報から、気になる点をいくつか挙げて考察してみました。
Switch2のドック価格は現行版の約2.5倍だが、純正以外は使わないこと

日本国内版のSwitch2の本体価格は、破格の49,980円となっていることから、相対的に同梱される周辺機器の価格が非常に高く感じます。
特にSwitch2をテレビに接続する、専用ドックは14,980円と非常に高価です。現行Switchのドックが6,000円程度ですから約2.5倍です。
現行Switchではサードパーティから、Switchからテレビ出力できるドックが多数発売されています。安価で小型なことから、サードパーティ製を使っている方も多いのではないでしょうか。
Switch2もどうせ安いドックが発売されるでしょ。と考えてしまいますが、Switch2に関しては高くても純正品を使うべきだと思います。
ニンテンドーSwitch2は携帯モードとTVモードでは消費電力が異なります。携帯モードではバッテリー駆動となることから消費電力を抑えています。ドック接続時は外部給電されるため、消費電力を上げてSwitch2本来の性能で動作します。
現行のSwitchではドック接続時に本体が高温になり停止することがありました。Switch2のドックには廃熱ファンが取り付けられています。恐らく現行SwitchよりもSwitch2のほうが高負荷時に高温になるのではないでしょうか。
Switch2のドックはただのテレビ出力変換機ではなく、Switch2のTVモード時の本体の一部と考えたほうが良く、安価なサードパーティ製が発売されて、動作したとしても使用しないほうが良いでしょう。
純正ドック以外を使い、本体が熱異常で故障したときに保障が適用されなくなることも心配です。
現行Switchの対戦ゲームでの本体性能差による影響

Switch2は現行Switchの下位互換が可能で、発売されているSwitchの人気ゲームソフトがそのまま遊べます。
以前、以下でも書きましたが、オンライン対戦ゲームでは、本体性能差によりSwitch2とSwitch間で対戦が成立しないのではないかという心配があります。

対戦が成立しないというのは対戦できないということではなく、Switch2の方が性能に余裕があることから、現行Switchで発生していた遅延がなくなり、スプラやスマブラなどシビアな対戦ゲームでは明確な差が出るかもしれません。
さすがにSwitch2でプレイすることで、フレームレートが60fpsを超えるなんてことは無いと思いますが、私がよくプレイするスプラ3では対戦時に遅延を感じることが多いため、Switch2でプレイする場合との差が出やすいのではないでしょうか。
このあたりはSwitch2発売後に試してみたいです。
PS4のゲームをPS5でプレイすると、処理落ちが軽減され安定することから、Switch2と現行Switchでも同様に処理が安定しそうです。
マリカ新作は本体同時発売が決定しましたので、続いてスプラとスマブラ新作を早々に発売してほしいですね。
日本国内版Switch2は将来的に廃止され値上げするのではないか

Switch2に日本国内版が設定され、価格も多言語版(グローバル版)よりも1.5万円程度安くするという戦略は、希望としてはあったものの実現するとは思っていませんでした。
企業戦略として考えると、世界で販売できるSwitch2という製品をわざわざ2バージョン(国内版と多言語版)用意するというのは、あまりにも非効率です。
本体内部のソフトウェアも日本国内版は別のものにしているのではないでしょうか。(ハッキング対策)
通常の企業では実現しないような非効率な戦略も、任天堂だからこそできたことだと思います。しかし、いつまでもこの非効率な戦略を続けるとは思えません。供給が安定したタイミングで日本国内も多言語版にシフトするのではないでしょうか。
日本国内版の価格帯が維持され、多言語版が値下げにより統一されるなら歓迎ですが、世界的な物価や為替状況から、日本国内のSwitch2が値上げされるほうが、確率的には高いような気がします。
以前に以下でも書きましたが、昔のようにゲーム機が発売後に値下げされることはなく、むしろ値上げされる恐れのほうが高いということで、Switch2が欲しい方は発売日付近に買うのがベストだと考えます。

以上、Switch2に関して気になる点をいくつか考察してみました。
早くSwitch2を買って試してみたいですね。抽選予約したけど当選するかな?