シビックタイプRが落ち着いた雰囲気に
2022年9月に新型シビックタイプRが発売されます。このご時世に新型スポーツカーを発売してくれることは嬉しい限りです。
現行のシビックが発売されたときから、このエクステリアがベースのタイプRはカッコ良さそうだと思っていましたが、実際に発表されるとやはりカッコ良いなと改めて思いました。
全体的にスマートな感じになっていますので、排熱とか大丈夫なのか?とちょっと心配になりますが、現行モデルもそれほどフロントグリルは開いていないので、問題ないのでしょう。
スタイリングは落ち着いているがスペックはモンスター
シビックタイプRがターボ搭載のハイパワーモデルとなって以降、FF車最速を目指して開発がされていますが、この2022年新型モデルもサーキットでの最速を目指したスペックとなっています。
新型シビックタイプRの詳細なスペックはまだ未公表ですが、以下の動画で鈴鹿最速ラップ更新が記録されています。パワー、トルク、また足回りや剛性も進化しているはずです。
スペック詳細の発表が楽しみです。
このエクステリアに往年のインテグラタイプRを思い出した
上の斜め前方からの2022新型シビックタイプRのエクステリアを見て、私が昔乗っていたインテグラタイプR 98モデルをちょっと思い出しました。
上の写真が往年の名車インテグラタイプRの98スペックの写真です。改めて見比べるとそんなに似てなかったですが、雰囲気が似ていると感じたのは私だけでしょうか。またNAエンジンのタイプRを復活させて欲しい。。
インテグラタイプRは1996年に初代が発売され、当時コミコミで250万円程度で購入できる、本格スポーツカーということで発売当時は衝撃を受けました。1.8リッターのNAで200馬力を8000回転で発生するという超高回転型エンジン。圧縮比は11.1と当時の市販車としてはあり得ないエンジンスペックでした。6000回転を超えたところからVTECのハイカムに切り替わる瞬間がたまらないエンジンでした。
本当の話かは分かりませんが、当時エンジン単体の価格は日産GTR以上ではないかと言われていました。職人の手作業工程がかなりあったので真実かもしれません。
インテリアもタイプRコンセプトを維持、チタンノブには注意
インテリアは当然ベースモデルにあわせて変化はしているものの、基本はキープコンセプトで赤いシートに赤いフロアカーペットとなっています。
さすがに昔のタイプRのように、軽量化のためフロアカーペットの下は鉄板のみということは無いと思いますが、内装の雰囲気は最初のタイプRであるNSXタイプRから継承されているのが良いです。
今回の2022新型シビックタイプRが、初のホンダタイプR購入だという方に1点注意点をお伝えします。タイプR伝統のチタン製のシフトノブですが、チタンはかなり硬度が高いので、結婚指輪などをしたまま操作すると指輪が傷だらけになる恐れがあります。私は昔やらかしてしまったので、乗車時には指輪などは外しましょう。試乗車が用意されるのか分かりませんが、もしも試乗の機会がある場合には特に注意しましょう。
最近スポーツカーが復活の兆しで嬉しいかぎり
新型コロナを発端に半導体影響や部品の調達が困難になったりと、自動車関連は苦しい状況ですが、新型コロナのおかけで自動車の方にお金をかける動きもあったりと、複雑な状況です。
趣味の車であるスポーツカーに関しても、トヨタのGRシリーズでヤリスや86、その兄弟車のBRZ、日産からはフェアレディZ、そして今回のシビックタイプRということで、少し前まではスポーツカーの新型なんてもう出ないと思っていましたが、嬉しい誤算という感じです。しかし、一方で電動化前の最後の祭りという感じもしていて、今後これら国産スポーツカーがどうなるのか、気になるところです。
現在販売されているスポーツカーは、あと数年は販売されるでしょうから、乗れるうちにいずれかの車には乗っておきたいですね。