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最新ソフト搭載テスラの完全自動運転が人間を超えているのが分かる動画がすごい!

文化

最新ソフトウェア搭載のモデルYの完全自動運転が人間を超えていて驚きです。

テスラのEV(電気自動車)に関する最新情報を伝えてくれる、「EVsmart」チャンネルさんで公開された動画を観れば、完全自動運転がどこまで進化しているのか感じることができます。

インプットされた情報だけではなくちゃんと考えて走行

動画はPart3までありますので、まず動画を観てみましょう。

下の方に掲載しているのはPart1です。続きも面白いのでEVsmartチャンネルさんのページへ行き、Part2、3も観ましょう。

この動画はアメリカの道路での撮影です。2024年のテスラの最新のソフトウェアを搭載したモデルYということで、日本の道路でのテスラ試乗動画とは全然違います。

特に動画の6分あたりで、追い越し車線を走行中に後ろから速い大型トラックが来たとき、車が判断して車線を譲り、前方の遅い走行車がいると人間と同じような判断でまた追い越し車線に戻るという動きをします。

テスラ車の特徴でもある、大画面モニターに車の認識している周囲の情報がリアルタイムに表示されます。かなり正確に捉えていて驚きです。

想定外の事態にも対処

自動運転だと想定外の事態に対処できないんじゃないか?と心配になりますが、Part3までの動画内でも道路上になにかが落ちているとき、減速して避けることも自動で行います。

アメリカのような広い道で交通量が少ないから、完全自動運転でも問題ないんじゃないの?と思っていましたが、この動画を観るとアメリカは交通量が非常に多く、道路の形状も複雑です。

Part1動画の17分あたりで道路工事中の場所を通りますが、工事区画で狭くなっているところも、車が判断して通行します。

23分あたりではナビが間違ったルートを選択しますが、道路状況的に走行できないと車が判断し、自動でナビをリルートして走行を続行します。

最後には目的地のアパート前の道路の空いている場所に縦列駐車して終了となります。

日本の道路でも完全自動運転テストを広めるべき

この動画を観て、日本の自動車会社は遅れていると感じるかもしれませんが、技術的にはそこまで遅れてはいないはずです。

ただし、日本の道路では安全性の面でかなり機能が制限されます。

これだけの機能を持つテスラでさえ、日本の道路ではほとんど実力を発揮できません。

日本の車のオートクルーズコントロールなどの補助機能では、ハンドルの追従も限定的ですし、使えないなと感じる方も多いでしょうが、それは機能制限を行っているためです。

日本の場合はアメリカのように見通しも良くないため、周囲の状況把握も難しかったりするでしょうが、そういった環境でのテストを早めに行わないと、日本の自動車メーカーは競争に完全に負けてしまうでしょう。

自動車の話となると、EVかガソリンエンジン車かみたいな話になりがちですが、こういう動画を観るとそういう次元の話ではないなと感じます。

EVが明らかに有利な点は速度調整

今回の動画を観ていて完全自動運転にEVは必然なのかなと感じました。

AIが道路状況を判断して細やかな速度コントロールを行うには、EVの方が適しています。

まずテスラで実現したいことをイメージしたとき、EVの採用がベストだったのではないでしょうか。

現状のインフラ事情を考えると、EVが最適とは言えない状況ですが、テスラが目指すところにはEVが必要ということでしょう。

テスラの時価総額が非常に高いのは、自動車産業の枠を超えたビジョンに共感する投資家が多いためだと思います。こういったメーカーがあることは自動車全体の刺激になり良いことですね。

電池を含めたインフラ問題が解決し、完全自動運転が普通の時代が来ると良いですね。

私は運転が好きなので少し寂しいですが。。

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