Apple Vision Proのスペックは未来だが外部バッテリーで全て台無し

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空間コンピューターVision Proは未来だが。。

Appleの新製品VR/ARヘッドセット「Vision Pro」が正式発表されました。

従来のヘッドセットよりも圧倒的な高解像度と高性能。しかも、スタンドアローンで動作するということで、まさに空間コンピューターと呼べるデバイスです。

これだけの高解像度であれば、SF映画のように空間に映像が映し出されるような世界も現実になるでしょう。価格が高すぎるという問題はあるものの、これまでに無い体験という点で現時点で、価格はそれほど問題ではないのではと思います。

しかし、このVision Proのコンセプトを全て台無しにする要素として、本体から伸びたコードに繋がる外部バッテリーです。

Vision Proの連続使用時間は約2時間

コンセプト映像では高解像度を活かしての映画やスポーツ鑑賞。自由に仮想ディスプレイを配置して仕事をする様子などが映されていましたが、いずれも2時間では不十分です。

しかも、Vision Proはスタンドアローンですから、PCやゲーム機などとの接続が不要なのにも関わらず、外部バッテリーへのコードが本体から出ている、というのもAppleらしくないなと感じます。

この製品こそスティーブ・ジョブズがもしも生きていたら、ビルの窓から投げ捨てるんじゃないかと思ってしまいます。

小さなヘッドセットに高性能なCPUと、高解像度なディスプレイまで搭載しているので、現在の技術では仕方ないとはいえ、もう少しなんとかならんかったかなと感じました。

Appleに媚びたデバイス系Youtuberはベタ褒め

Vision Proを全面的に褒めちぎっているのは、Appleに媚びたデバイス系Youtuberぐらいではないでしょうか。ここで褒めておけば発売日前にVision Proの先行レビューの案件が舞い込むかもしれません。必死さがちょっと痛いです。

Vision Proは間違いなく未来を感じられるデバイスです。それだけに今後の進化に期待したいところです。現状では先日発表されたQuest3あたりが現実的なのかなと感じました。

さきほど価格はさほど問題ではないと書きましたが、約50万円はさすがに厳しい。。。

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