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親が急に要介護状態になって困ったことと役立ったこと

その他

父親が病気治療の影響か、急に足が不自由になり介護に関する予備知識もなく、非常に困った体験と、対応する中で役立ったことやいまいちだったことを、参考になる方もおられるかと思いまとめました。

現在進行形で対応中で知識不足の点があるということと、介護が必要な状態や、地域によっても条件が変わってくることも多そうです。

そういった点は考慮のうえ、参考にしていただければと思います。

大きな課題は介護認定までの期間をどう乗り切るか

両親は古い一軒家にすんでおり、玄関前には階段があるため、足が不自由な状態で住むには非常に不便です。

当然、手すりなどもなく、トイレに行くにも厳しい状態でした。

いろいろ調べていると、要介護認定がされていると様々な補助が受けられるということですが、申請から認定まで1か月程度かかるとのことでした。

とはいえ高齢な母では介護は難しいということで、1か月そのままの状態では厳しいため、自腹でも良いので介護サービス等使えないか調べましたが、これがなかなか困難でした。

仲介サービスは使えない

インターネットで介護のことを調べると、上位には介護関連の仲介サービスがたくさん出てきます。

とりあえずわらにもすがる思いで、仲介サービスに相談しましたが、全く使えない感じで時間の無駄でした。

介護サービスは基本的に補助金目当てのビジネスとなりますから、おそらく介護認定されていない人はターゲットでは無いのかなと思いました。

私の知識不足ということもありますが、検索上位に出てきた仲介サービスに、認定までの期間を乗り切りたいことや、困っていることなど相談し、こちらが考えている予算感を伝えると、その予算では話にならないですね。的な感じだったので早々にあきらめて別の手段を考えるほうにシフトしました。

直接介護施設にアポイントするのも厳しい

基本的にケアマネージャーさん経由で施設にアポイントする流れのようで、直接アポイントしても取り合ってもらえない施設がほとんどでした。

ケアマネージャーさんがつくまでが困っていると伝えても、あまり良い解決策は見つかりませんでした。

地域包括支援センターが答えだった

私にとっての答えは地域包括支援センターでした。もっと早く相談しておけばという気持ちです。

結局、担当さんによるのだとは思いますが、父親が住んでいる地域の包括支援センターの方は、親身に相談に乗っていただき、ケアマネージャーさんも先行して紹介いただいたことで、いろいろ手配や施設への受け入れ準備などが一気に進みました。

インターネットでは仲介サイトの情報が邪魔で、本当に欲しい情報に辿りつけないのが問題だなと感じました。

ただし、介護認定はまだ正式におりていないため、補助等は無く自腹で必要なものを急遽揃えている状態で厳しいです。

そんな中、買って良かったもの、逆にいまいちだったものを簡単に紹介します。

手すりは固定式が断然良い

家の中に手すりが一切ないのが、まず大変だということで、手を置ける場所を作ろうということで、トイレと風呂を優先に探しました。

将来的には車いすで出入りできる住宅に引っ越すか、リフォーム業者にちゃんとした工事をしてもらうのですが、今できる範囲で簡易に設置できるものが必要でした。

古い家屋ですからトイレや風呂場の壁はタイルです。タイルなら強力な吸盤式手すりでも問題ないのではと購入しましたが、取り付け時に強力に付いていたとしても、何かの拍子に外れる恐れがありそうでしたので断念しました。

体が不自由な状態ですと、手すりにかなり体重をかけますから、その時に外れると大けがするかもしれません。ということで試しに取り付けたものの止めました。

代わりに購入したのが、トイレは床に設置するタイプ。風呂場は浴槽に挟み込んで設置するタイプにしました。

これは簡単に外れないため採用しましたが、購入時には寸法をしっかり測り使えるかどうかを確認のうえ購入してください。

特に風呂の手すりは浴槽の形状で取り付けられないことがあります。私が購入したものは7.5cm以上の幅が必要とありましたが、実際には10cm以上はないと取り付けできないような作りでした。

スペーサーを用意していたので、何とか取り付けできましたが、商品説明が怪しいものもありますので、うまく見極めて購入しましょう。

歩行器を使うため畳をクッションフロアに

室内でも転倒することがあったため、歩行器の購入を考えていましたが、1階が畳で歩行器が使いづらい状態であったため、DIYでクッションフロアにしました。

大変かなと思いましたが、やってみると意外と簡単で、畳よりも滑りにくく足に力が入らなくても動きやすくなったようです。

4畳半ほどで1万円台でしたから、コスパも非常に高いです。

今後は段差解消なども、少しずつDIYできるところは対応する予定です。

介護ベッドは購入よりもレンタル

介護ベッドってすごく高価なのかなと思っていたのですが、5万円以下でも結構立派な介護ベッドが購入できます。

そうなると購入かレンタルか迷っていたのですが、ケアマネージャーさんからのアドバイスでレンタルにしました。

体に合うか使ってみないと分からないという点と、レンタルなら製品の変更も柔軟にできて、故障時の対応にも便利ということで、レンタルの利点が多いなと感じました。

数年使うなら購入のほうがお得だという意見もありそうですが、一旦私はレンタルで様子見を選択しました。

介護がはじめてという方はレンタルが良いのではないかなと思います。

まだ、介護認定待ちという状況ですが、1か月経たずにいろいろなことに対応が必要で大変です。という反面いろいろ勉強になるなと感じています。

病気に関しては健康に気をつけていても避けられない場合も多く、いつ自分が同じような状態になるか分からないということで、いろいろ考えさせられています。

また、認定後に困ったことや役立ったことは、機会があれば共有できればと思っています。

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