2025年4月3日に発売予定のジムニーノマド(Jimny NOMADE)の価格が265万円~ということで、価格設定が完全にバグっています。
ジムニーはオフロードスペシャリティカーと言っても良いような1台ですので、以下のプロモーションムービーを見てどのような車か理解したうえで購入しましょう。
とはいえ、現在想定以上の受注が来たことから、受注停止となっています。
ジムニーノマドの価格はやはりバグってる
ジムニーノマドというよりも、スズキの乗用車全般の価格設定がバグってるといえます。
同社のSUVフロンクスも254万円~ということで、車の内容から考えて非常に安いです。
ジムニーに関しては競合不在と言えますが、最上位のノマドでも265万円~ということで、恐らくトヨタなら300万円以上スタートに設定しそうです。
それぐらい特別な車だと思います。
ガソリン1.5リッターなんだから、そんなに高い価格設定できないでしょ、という方も居られるかもしれませんが、受注が殺到している状況から、もう少し高い価格設定でも良いのではと思います。
ジムニーノマドのエクステリアに惚れただけで買うと後悔
ジムニーシリーズはどれも魅力的なデザインで、価格もお手頃ということで非常に人気ですが、どのような車かある程度理解して購入する必要があります。
- 乗り心地は良くない(街乗りメインの車と比較して)
- 車内はストイックな作り
- 快適装備は限定的
- 車内騒音は大きめ
- 安全装備は標準的なもののみ装備(360度カメラは無し)
- 荷物はあまり積めない
- ATは4速
シティSUVと比較すると上記のような点は覚悟しておく必要があります。
街乗りメインでしたら同じスズキのフロンクスがおすすめです。
ただし、こういったオフロード専用車にしては、後席が広く快適そうという点では、非常に魅力的です。
転売屋の餌食になるのが予想できた
最初にも書きましたが、価格設定が低すぎるため、転売屋の餌食になるのは予想できたはずです。
品薄状況から400万円台でも欲しいという方は居られるでしょう。
転売の利益が大きく見込めるジムニーノマドに転売屋が群がるのは当然です。
こういった車は過去からスズキの車を乗り継いでいる方に優先的に販売するなど、そういった売り方をしても文句は出ないと思うのですがいかがでしょうか。
本気でオフロードで遊びたいといった、本当のファンの方にしっかり販売できるようなことも考えてほしいなと思います。