Android版Kindleアプリで本購入が出来なくなる
2022年6月よりGooglePlayストアのポリシーが変更されることに対応するため、Android用のKindleアプリから書籍の購入が出来なくなりました。iPhone用のアプリではずっと以前から購入はできませんでしたが、Androidでも購入ができなくなったということで、Kindleアプリを開くと「ストア」にアクセスするボタンが無くなっていました。
以前はアプリから続巻を確認して、そのまま購入という流れが便利でしたが、そういった購入への導線が失われたことになります。
一方、アプリから購入ができなくなったことで、Kindleライブラリの家族共有には好都合になりました。
子供が間違って購入しないかの心配が不要に
日本ではKindleライブラリを家族アカウントと共有するファミリー共有は出来ませんから、家族間でライブラリ共有するには、書籍を購入したアカウントを使ってKindleにアクセスする必要があります。そうなると子供が使っているKindleアプリも、親のアカウントでログインが必要ですから、子供が間違って本を購入してしまう恐れがあります。
私はそういったことが心配で、これまでは電子インクの専用端末Kindle Paperwhiteを子供用に購入して渡していました。Kindle Paperwhiteですとストアアクセス制限や、親から配信した本のみを端末で読むことができる設定が可能ですので、小学生ぐらいまでのお子さんですと目にも優しいKindle Paperwhiteの方が良いでしょう。
今後は子供が持っているAndroidスマホでもお手軽に共有ができるため、選択肢が広がるという点で嬉しいです。
Android版Kindleアプリの更新には注意
今回の変更でKindleアプリからの本の購入が出来なくなりましたが、今後のアップデートで再度購入が可能になる可能性はゼロではありません。アプリアップデートの動向には注意しましょう。
アプリ内での購入に対するポリシー変更対応ですので、恐らく再度購入可能になるとしても、ブラウザのストアに連携して購入する方式になると思いますが、その場合はアカウントへのログインが要求されるでしょうから、そのまま間違って購入するという心配はないかと思います。とはいえトラブルになる前に対応出来るよう注意はしておきましょう。
親のアカウントでの運用が心配な方は、上で書いた通りKindle Paperwhiteで共有することをおすすめします。