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折り畳みスマホの投げ売りを見て総務省の規制強化は当然だと思った

文化

ZTE Libero Flip A304ZTが各所で2万円台で購入可能となっています。クアルコム製のチップ搭載で、普段使いにはスペックも充分満足です。

ワイモバイルが1円で投げ売りしたため、転売の新古品が大量にamazonなどショップに出回っているようです。

10万円相当のスマホを1円で売る

折り畳みスマホは10万円以上がほとんどですが、これをワイモバイルが1円で売るのは、回線料金で回収することが目的です。

しかし、1円スマホを転売する人たちは、回線料をほとんど払わずに1円スマホを入手して転売で儲けています。

こうして転売屋が儲けている一方、長期的にワイモバイルをメイン使用している優良顧客が、端末値引き分の費用を肩代わりしているという構図です。

総務省が新たにスマホ販売規制強化

以前から大手携帯電話会社によるスマホの格安販売にたいして、総務省は規制を強化してきましたが、そのたびに規制の目をかいくぐって格安販売を継続しています。

そういったことから、総務省は追加規制を準備しています。

総務省の目的は単純で、電波を独占して儲けた巨額の利益は、既存の長期利用顧客のための回線料の引き下げや割引などに使いなさいということです。

新規顧客獲得ばかりにコストをかけて、既存の長期利用顧客が損を被るような運用をやめさせたいだけです。そうすることで、大手通信会社の寡占状態を緩和でき、ある程度公正(それでも大手MNOは強力)な競争環境となることが期待されます。

今だに端末値引きを悪用して転売で儲けている人たちが存在しており、この業界はまったく成長していないなと感じます。大手企業なのにコンプライアンスがどうなっているのか疑問です。

総務省の追加規制に対して反対意見の方が居られますが、視野が狭いか転売で儲けている人たちかのどちらかでしょう。現在の不健全な状態は早期に改善が必要です。

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