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年収200万円で豊かに暮らすとは実際どうなのか?

文化

年収200万円の手取りは多くみても約170万円

「年収200万円で豊かに暮らす本」がSNSなどで話題です。話題になっているということは、本のねらいとしては成功かもしれませんが、大半の方は「年収200万円で豊かな生活は無理」といった意見や、「この本の価格が759円なので、年収200万円の人には買えない」といった反応があり、批判的な意見が多いようです。

年収200万円といえば、手取りですと多くとも170万円程度となり、月14万円程度です。この金額になってくると、住環境により条件が大きく変わりそうです。

「年収200万円で幸せに暮らす」なら良かったのでは

恐らく批判されている方は本のタイトルだけに反応して内容は見ていないと思われます。しかし、WEB情報でも大げさな「釣りタイトル」で、内容が伴わないと批判されますから、この「年収200万円で豊かに暮らす」というタイトルからして、釣りだという感覚にさせてしまったのではないでしょうか。

「豊か」ではなく「幸せに暮らす」なら、幸せの尺度はそれぞれですので、多少はマシだったのかなと感じました。

「豊か」の基準とは?

さきほど「幸せ」の尺度はそれぞれと書きましたが、「豊か」の尺度も人それぞれ違うのではないでしょうか。しかし、年収200万円でとお金を持ち出しているので、そのあとに「豊か」と来ると、お金が豊かというイメージが先行してしまいます。

最近の超富裕層の方は、豊かさをシンプルさに求める傾向にあるようで、モノをあまり持たずシンプルな生活に豊かさを感じるようです。お金が無い人はお金に豊かさを求め、お金が有り余っている人はお金をかけないことに豊かさを感じる。

「年収200万円で豊かに暮らす本」はシンプルで豊かな生活を目指して、生活の知恵などをまとめた本です。タイトルだけ見て、そんなの無理だろ!と批判すること自体、意味が無い事なのだと思います。

しかし、WEB上での釣りタイトルには嫌気がさすことも多いので、分からないでも無いですが。。私もタイトルには気を付けねばと考えさせられました。

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