7月19日より月額1850円で6人まで利用可能
マイクロソフト365 Familyプランが2022年7月19日より開始されます。
海外では以前から提供されていましたが、日本でもようやく利用可能となります。
1ヶ月版が1850円、12ヶ月版が18400円です。12ヶ月版の方が年間3800円お得になります。恐らくAmazonでもオンラインコードは販売されると思いますが、そちらで買うとさらに安くなることがありますので、どこで購入するかは検討要です。
マイクロソフト365 Familyで利用可能なアプリ
マイクロソフト365 Familyプランではマイクロソフトアカウントの「ファミリーメンバー」となっている人で最大6名まで利用可能なプランです。6名全員が個人のアカウントで以下のアプリを全て利用出来ます。ストレージサービスのOnedriveも個々に1TBの容量が利用できます。
- Word
- Excel
- Outlook
- PowerPoint
- OneNote
- Access(Windowsのみ)
- Publisher(Windows版でのみ)
- Onedrive(ユーザーあたり1TB)
- ファミリーセーフティアプリ
- その他無料利用可能なアプリ
上記に加え1ヶ月につきSkype通話が60分無料となります。
少し分かりにくいですが、公式な解説は以下になります。ライセンス購入後に読むと参考になる内容です。
マイクロソフト365 Familyプランはお得?
結局このFamilyプランはお得なのでしょうか?
私の結論はマイクロソフトアカウントのファミリーメンバー登録が可能な家族が、3人以上居れば確実にお得と言えます。
年額が18400円ですから、3人ですと一人あたり6133円です。このプランにはOnedriveが1TB付いてきます。クラウドストレージの部分だけを見ても、1TBの容量といえばOnedrive単体で契約した場合でも年額12984円です。Google Oneは2TBで年額13000円です。
こう考えると1TBのクラウドストレージが年額6000円程度というだけでお得です。
ですので、使い方によっては2人で使う分にもお得なのですが、大抵の方はクラウドストレージ1TBも必要無いので、私の感覚では3人以上なら確実にお得と言えると考えます。
またSkype通話が1ヶ月60分無料というのも地味にありがたいです。家族間の通話なら充分に使えます。ただしSkype通話に関しては注意点がありますので、後ほどご説明します。
Familyプラン検討時の注意点として、学校提供のマイクロソフト365ライセンスが利用可能ではないかという点です。最近ではデジタル授業も増えていますので、学校からマイクロソフト365学生アカウントが提供されることがあります。そういったアカウントが使える場合、別途購入の必要はありませんから確認が必要です。
Skype通話無料を活用するには注意点
マイクロソフト365 Familyプラン利用者は、Skype通話が1ヶ月60分無料となります。Skype通話は一般の固定電話や携帯電話へ電話が可能です。050発信のSkype番号で電話発信が可能です。
子供に持たせる電話を通話無しの安いデータ専用プランにして、Skype通話を使えば通話も無料でいけるということも考えられますが、注意点としては日本ではSkype通話の番号通知ができません。Skype通話には番号通知機能がありますが、日本では番号通知が可能な事業者が決まっており、2022年7月時点では番号通知はできません。
最近は番号非通知は着信しない設定などもできたり、そもそも非通知の電話は受けないという方も多いと思います。Skype通話は家族間や知り合い間で使える程度に考えておいた方が良さそうです。とはいえ60分無料は魅力的ですので、活用すれば電話料金をかなり節約できそうです。
マイクロソフト365 Familyプランは導入プランとしてお得な設定
マイクロソフトのFamilyプランは、お得な料金で家庭のお子さんにもマイクロソフト製品を使ってもらい、大人になっても継続して利用してもらうことが狙いです。
最近のサブスクリプションサービスは、学生向けに格安のプランが設定されていることが多いです。導入のハードルを下げてより多くの方に使ってもらう必要があります。
ということを考えると、家庭の利用環境的にマイクロソフト365 Familyプランが利用できるなら、このプランを選んでおいて損は無いと言えるでしょう。