自然な角度で手首を動かさずに操作できることから、肩こり気味な方にも効果的なトラックボールマウスですが、高級なものは2万円以上するものもあり、最初はお手頃なもので自分に合うか試すのが良さそうです。
今回2,000円台で購入できる有線トラックボールマウス、「ProtoArc EM04」を購入しましたので、使い心地などをお伝えしたいと思います。
意外にめずらしい有線式のトラックボールマウス
Amazonでの表示価格は3,300円程度ですが、500円クーポンが使えて2,000円台で購入することができました。
トラックボールマウス自体、通常のマウスと比べると種類は少ないのですが、有線式となるとさらに限られています。
有線式のメリットは
- 電池切れの心配がない
- 他の無線機器と干渉しない
- USBが繋がれば使える
など利点は多いのですが、無線式の方が人気なのでしょうか。
通常のマウスと違い、トラックボールマウスは固定して使うため、コードが邪魔ということもありません。
今回紹介する「ProtoArc EM04」は有線式で、結構良いのではないかということで購入しました。
同梱品は本体と日本語マニュアル
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では早速、同梱品などを確かめます。
箱はシンプルで本体サイズとほぼ同じ程度のサイズです。
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中にはEM04本体と日本語マニュアル。結構丁寧に説明が記載されています。
1年保障で無償修理・交換対応を受けることができます。
USBはタイプAとC両方使えるようになっています。コードの長さが1.7mありますので、恐らく取り回しに困ることはないでしょう。
2,000円台の製品ですので当然ですが、USBコードのみの交換はできません。コードが断線等した場合は本体ごと買い替えとなります。
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裏面はトラックボールを取り外すための穴が開いています。
トラックボールマウスは定期的な清掃が必要です。
ProtoArc EM04の操作感はなめらかで合格点
ProtoArc EM04の操作感については、ボールの動きもなめらかで2,000円台で買えるトラックボールマウスとは思えないほど良いです。
ボタンは静音式で「カチカチ」ではなく「コトコト」という感じの音です。私は通常マウスも静音式ですので、こちらの方が好みです。
有線のコードですが、狙い通りトラックボールマウスの場合、まったく線は邪魔になりません。外に持ち出さないのであれば、有線式で良いと思います。
良い点ばかり書きましたが、難点は左右ボタンの中央にある、スクロールホイールです。
これだけは価格相応という感じで、ホイールを回すときにカタカタと異音がするときがあります。回り方もスムーズさに欠ける感じです。
ちょっと残念な点はあるものの、普通に使えますので、トラックボールマウス初心者には非常に良い製品だと思います。
もしも、スクロールホイールまで快適ですと、1万円ぐらいまでの製品は太刀打ちできなくなるので、少しは欠点があって良かったかもしれません。
ちなみに上質感やいい物感が好きな方には、EM04はおすすめしません。やはり2,000円台の製品ですのでそれなりの質感です。
最後に少し気になる点も書きましたが、全体的にProtoArc EM04は満足度の高いトラックボールマウスです。
仕事が終わった後に肩が凝っていたり、手首あたりが痛いという感じの方は、トラックボールマウスを試してみることをおすすめします。