未認証コントローラー排除の動きが加速中
純正のコントローラーに不満があったり、よりゲームをやり込みたいと思った時などにサードパーティ製のコントローラーが欲しくなったりしますが、2023年内は新しいコントローラーの購入を控えた方が良いかもしれません。
公式にアナウンスがあったわけではありませんが、海外メディアが2023年11月14日よりXbox未承認のコントローラーが使用できなくなる措置を講じると伝えています。
以下の通り従来から未承認の機器を使うことは、ゲームエクスペリエンス(体験)を損なう恐れがあると公式サイトで公開されています。未承認コントローラーが突然使えなくなっても、ユーザーの自己責任となります。
この動きはXbox以外のゲーム機にも波及するような気がしますので、しばらく関連情報に注意が必要だと感じました。
今年に入って優秀なコントローラーが多数出ている
今年に入ってから、サードパーティ製の優秀なコントローラーが多数発売されています。私が注目しているのは、BIGBIG WON Rainbow 2 ProとGameSir T4 Kaleidです。
これらはXbox等のゲームハード認証は受けていないため、家庭用ゲーム機では使えなくなる恐れがあるコントローラーです。しかし、PCゲーマーに非常に好評なコントローラーで、これで家庭用ゲーム機も併用出来ればユーザーとしては嬉しいところですが、未承認ということで、マルチハードで利用を考えている方は少し様子をみて購入した方が良いでしょう。
とはいえ、1000Hzのポーリングレートとホールエフェクトのジョイスティックなど、今後の高性能コントローラーの必須要件となりそうな機能を備えていて、1万円以下で買えるということで、現状承認を受けたコントローラーでこれら機能を備えたものがありませんから、今後のメーカーの対応を待ちたいところ。
未承認排除の動きは連射やマクロ機能などがネック?
サードパーティ製の未承認コントローラーの多くは、一定の操作を記録・自動再生が可能なマクロ機能や連射機能が備わっていることが多いです。こういった機能を利用するとオンライン対戦ゲームでは有利に働いたりします。
そういったことから、オンライン対戦ゲームなどで上記の機能を利用することが、ゲーム側では不正行為として認識され、最悪アカウント削除といった措置がとられます。未承認コントローラーの使用を停止する動きも、こういった流れを絶つためかもしれません。
コントローラーの機能を使うだけで不正とみなされる恐れがあり、知らずに連射機能を使ってプレイしている方も居られるかもしれません。そういった方への対応などを考えると最初から使えなくする方がお互いのためとも言えます。
PS5承認コントローラーが高すぎる問題
Xboxの承認コントローラーは比較的リーズナブルなものも多いのですが、PS5承認コントローラーは非常に高価なものばかりです。
以前以下でも書きましたが、私はPSコントローラーの左スティックの位置が嫌いで、良いサードパーティ製のコントローラーが無いかなと探しているのですが、お手軽なものは無く2万円以上のものばかりです。一体ライセンス料をいくら取っているのか。。。
2023年11月時点ではPS5対応の承認コントローラーが3機種(1機種は格ゲー用)しかなく、レビューなどを見てもどれもイマイチな評価で食指が動きません。
上の方で紹介した、BIGBIG WON Rainbow 2 ProやGameSir T4 Kaleidなど、1万円以下のコントローラーの方が高機能ですので、低評価も当然ですが、ゲームを遊ぶ上でコントローラーがいちばん重要な部分だと思いますので、もう少し柔軟な対応を考えて欲しいところ。
まとめ
未承認コントローラーを排除する動きは一定の理解はするものの、承認コントローラーの選択肢が増えないと厳しいかなと思います。
ともかく年内は周辺の動きなどを見ながら、コントローラー購入を考えることをおすすめします。