世界のトッププロゴルファーが参戦して競われる、TGLゴルフリーグが始まりました。
コンピュータグラフィックスで作られた、超難関コースをどう攻略するのか。今後の展開が楽しみです。
TGLゴルフリーグには松山英樹選手が参戦
U-NEXTで独占配信中のTGLゴルフリーグの第1試合が開催されました。TGLは従来のゴルフとは別のスポーツだと認識しました。
日本中継サイドの解説者の方も、スピーディーな展開で従来のゴルフのような間が無いため、解説のスタイルも変えないといけないとおっしゃっていました。
なにより、出場選手が豪華すぎて驚きです。PGAツアーのスター選手24名が6チームに分かれて参戦しています。
日本からはもちろん松山英樹選手が参戦。
松山選手といえば先日PGAツアー開幕戦で、通算35アンダーという脅威のスコアを叩き出し絶好調です。TGLゴルフリーグをどう戦うのか、非常に楽しみです。
松山選手は「ボストン・コモンゴルフ」チームに所属し、チームメンバーも超豪華です。
松山選手の所属チームは1月28日に対戦予定ですが、メンバー4人中3人が選出されるルールですので、松山選手が登場するかは不明です。
TGLゴルフツアーの2025年の日程は以下です。
TGLゴルフリーグ開幕戦無料配信中
TGLゴルフリーグは従来のゴルフとは全く違う新スポーツと言えます。
グリーンの50ヤード圏内までは、巨大スクリーンに映されたコースに向かって打つ、シミュレーションゴルフスタイルで、50ヤード圏内になると会場にあるグリーンやバンカーを使って、リアルにショットを行います。
実際に観たほうが早いと思いますが、ちょうど開幕戦がYoutubeで特別無料配信中です。これまでゴルフ中継は長すぎて観たことが無いという方、TGLゴルフリーグは1試合2時間以内になるような工夫がされており、手軽に観ることができます。
Youtubeの視聴者は従来のゴルフ中継ファンが多いからか、普通のゴルフのほうが面白いというコメントもありますが、ファン層拡大という点ではこういうスタイルも必要ではないかなと思います。リアルよりもTGLスタイルのほうが強い選手も出てきそうですね。
開幕戦を観て感じた今後の改善に期待したいところ
TGLゴルフリーグの開幕戦を観て感じたのは、選手がこのスタイルに慣れることも必要かと思いますが、ルールに関しても今後改善が必要だなと感じました。
2時間という枠を意識したことで、1ショット40秒というルールがあるのですが、展開が早くて良い面はあるものの、じっくり考える時間はなく戦略性が乏しくなるなと感じました。
1試合10ホールに減らして、1ショット40秒ではなく、1ホール内で各チームが使用できる持ち時間制にしたほうが良いかなと思います。
最初にじっくり戦略をチームで練ってからスタートするスタイルのほうが良いのではないかと。各チームのコース戦略が視聴者から見えると楽しそうです。
コースレイアウトは実際のゴルフコース設計者の方が行っているようですが、みんゴルなどゴルフゲーム制作者も参加してほしいなと感じました。
プロゴルファー猿に出てくるような、もっと選手が攻略に悩むような奇抜なコースがあると面白いと思います。今後の試合でどんどん難しいコースが出てくるのかもしれませんが、今後に期待したいところです。
逆転要素としてハンマーというシステムがありますが、最初にハンマーを持っているチームが有利になりそうです。選手も楽しみながら参戦しているので、演出的にハンマーを投げ合う感じになりそうですが、今後競技として成立させるなら、ハンマーシステムも見直す必要がありそうです。
今後に期待ということでいろいろ書きましたが、現在行われているTGLゴルフリーグは、PGAのトッププロが全く違うスタイルのゴルフにどう挑むのか、この豪華なお祭りを楽しみたいと思います。