原作小説を読んでから実写のドラマや映画は観て欲しい

Netflixグローバルファンイベントにて、Netflixドラマ「三体」に関する情報が公開されました。ファーストシーズンは撮影完了し編集作業中ということで、公開は2023年を予定しています。

以下の動画の31分あたりから紹介されています。

今回の動画を観る限りかなり期待値は高まったのですが、それでも実写版を観る前に原作の方を先に読んで欲しいなと感じます。

三体の実写化にはなんらかの改変は必ず必要

原作を読んだ方は分かるかと思いますが、実写映像化するにはなんらかの改変や制作陣による解釈が必要です。またストーリーもある程度省略しないと難しい面も多そうですので、三体の魅力を全て楽しみたい方は原作をまず読んでから、映像作品を観た方が良いと思います。

原作の文字情報から自分なりに想像したものと、ドラマなどの映像作品での表現を比較するのも楽しそうです。

原作小説は1部が1冊、2部と3部が各2冊の計5冊あるため、ハードルが高く感じるかもしれませんが、私は1部終盤から3部までは一気でした。読んでいる期間はゲームなど他の趣味には手をつけず読んでいました。3部が日本で発売されるのにあわせて読み始めて良かったと思いました。

Netflixのドラマがファーストシーズンで1部のラスト付近まで行くとすれば、そこからセカンドシーズンまで一定の期間がかかります。ドラマのストーリーがそこまで行っていれば、先が気になって原作を読む羽目になるはずですから、先に読んでおいた方が良いです。

三体最大の見せ場の2巻のラスト部分などは、よほど丁寧に構成しないと、視聴者の方も理解できない恐れがあります。このあたりも原作との違いを確認したいポイントです。

2023年のいつになるのか分かりませんが、三体のドラマ楽しみです。