eスポーツは練習時間さえ積めば上位勢に食い込めるのか?

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3ヶ月本気で取り組みそこそこのランクなら別ジャンルに乗り換えるべき

私は最近ゲームは息抜きレベルで本気でeスポーツに挑戦しようという程プレイはしませんが、やはり得意ジャンルは上達が速く、苦手ジャンルはなかなか上達しません。

息抜きレベルでしたら、下手でも楽しけりゃ良いのですが、一日10時間レベルでプレイし「eスポーツ」で活躍したいと考えるなら、プレイするゲームの選択は重要です。

見出しにも書いていますが、3ヶ月本気(ゲーム発売タイミングでヨーイドンで始めた場合)で取り組んでもランキングに乗らない、または全体の真ん中ぐらいの実力で止まっているのでしたら、他のジャンルに乗り換えた方が良いかと思います。

スプラトゥーン2 ガチマッチ世界一の視点

好きなゲームのひとつ、スプラトゥーン2のガチマッチというルールで、全ルール1位という記録を達成した「ちょこぺろ」さんという有名なプレイヤーが居られます。

先日、アイトラッカー(自分の視点を可視化)を装着してプレイし、ゲーム中に何処を見ながらプレイしているのか、というYoutube配信をされていました。トッププレイヤーが何処を見ながらプレイしているのかを見る機会なんてありませんので、貴重な動画だと思います。

上手い人は敵味方の位置把握能力が高いため、先読みしてカメラ操作していることから、視点の動きも非常に安定しています。

スプラトゥーン2をあまりプレイしない方のために少し説明しますと、プレイ動画中にちょくちょく以下のマップ画面を確認しているのが分かるかと思います。

これにより両チームのインクを塗っている状況が分かります。スプラトゥーン2は素早く移動するにはまずインクを塗る必要がありますので、マップ画面を見ると敵味方の進行ルートや位置が大体把握出来ます。

上のマップですと中央あたりに「イカの形」のシンボルマークが見えます。敵のシンボルマークは、敵が味方の視界に入っている場合と、自分の攻撃によるダメージが入っている場合にマップで確認出来ます。

もう一度動画の方を見ていただきたいのですが、ちょこぺろさんはプレイ中に一瞬マップを表示させることが多いです。皆さんマップを開いているタイミングで敵味方位置や塗り状況が分かりましたでしょうか。私は下手なのでプレイ時にはマップを3秒くらいじっくり見ないと状況把握出来ません。

上位プレイヤーの方はマップからの状況把握力が凄いです。自分の視界情報から得られる情報だけでプレイするのと、マップから敵味方位置を常時把握しながらプレイするのとでは全然違います。

瞬時に見て把握する能力にも個人差

これを言っちゃあ元も子もないですが、野球やサッカーなどのスポーツでも先天的なものを持っている方は居られます。eスポーツにおいてもやはりそういった点はあります。

瞬間的に映像から情報を読み取る能力も、やはりある程度は先天的なものではないかと思います。とはいえトレーニングである程度向上させることは出来ますので、今出来ないからとすぐ諦めるのではなく、冒頭にも書いたように3ヶ月は本気で取り組んでみるのがまず重要かと思います。

せっかくプレイするなら上手くなりたいと思いますが、自身のレベルにあったところで気軽に楽しむのも良いのではないでしょうか。

【おまけ】ゲームに本気で取り組むならまず環境から

eスポーツに本気で取り組む際に重要なのがプレイ環境の整備です。

例に挙げたスプラトゥーン2ですと、高速なインターネット回線と有線LAN接続による遅延の抑制、見やすいサイズのディスプレイ(30インチまでがおすすめ)、音の方向がはっきり確認出来るヘッドフォンは必須です。

環境の整備はお金はかかりますが誰にでも出来ますので、やみくもに練習するのではなく、まずこういったところからしっかり準備しましょう。

PCゲームでしたらプレイするゲームにあった、マウスやキーボードというのも必要だと思います。もしも、トッププレイヤーがマクロ登録可能なマウスやキーボード(禁止されていなければ)を使っているなら、同じような環境でプレイしないとプレイスキル以前の問題で負けてしまいます。

ゲームの特徴などをしっかり把握し、プレイスキルを養う前にまず頭を使って出来ることはすべて揃えたうえで練習をはじめましょう。

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