ラノベか?経産省ゲーミフィケーションをコアナレッジにしたDXにうんぬんの検討会?

経済

検討会の名前が長い!結局どういう検討会なのか?

中身は満足に確認せず、まず検討会の名前に引かれてしまいました。

経済産業省が「ゲーミフィケーションをコアナレッジにしたDXに資する人材育成に係る調査及び検討会」を開始するということで、記事タイトルにも書きましたが、ラノベか?というぐらいタイトルに釣られました。

ゲーミフィケーションという言葉だけで怪しさを感じるのは私だけでしょうか。一体どのような検討会なのか少し興味が湧いてきました。

GDX:Gamification for Digital Transformationというワード

なんとかDXという文言が世の中に溢れてきていますが、そのゲーミフィケーション版がGDX:Gamification for Digital Transformationというようです。私ははじめて聞きました。

ゲーミフィケーションとはゲームクリエイター等のスキルを活用した社会課題解決を行うことと定義していまして、それらを担う人材育成手法をGDXとしています。

これらがDX人材育成にどのように寄与するのかを調査、検討を行うという取組のようです。

小難しい検討会の名前ですが、私はゲームに関するテクニックを育成に活かすという発想は嫌いではありません。良い結果が出ることを期待したいのと、また報告資料がまとめられたら確認したいなと感じました。

ゲーマーは仕事ができる(感覚的だが)

上の検討会のテーマを見ていて、ふと思ったのが、ゲーマーは仕事ができる人が多いと以前から感じていた点です。若手社員でよくできるな、理解が早いなと感じる方は結構ハードゲーマーです的な方が多いような気がします。

最近とくに不確定要素が多い時代で、発想の転換を求められる場面では、一般的な勉強の能力よりも、発想力や思考の瞬発力が活きる場面が多いのではないかなと感じます。

もちろん一般教養の土台があってのことですが、最近は特にそう感じることが多いです。ゲームは若いころからそういった思考トレーニングを積み重ねているようなものですから、社会でも活きるのではないかなと思います。

それとゲーミフィケーションは直結しませんが、ゲーム繋がりということで関連はあるのではないかなと感じました。

GDXにより教育現場に混乱を招かないことを祈る

はじめの話しに戻りますと、プログラミング学習の導入に際しても教員が足りない等で、教育現場が混乱しているというニュースを見ましたが、この検討会の結果、学校教育のプログラミング学習にGDXの要素を追加するぞ!となったとしたら、また教育現場が混乱するのではないかと心配です。

メタバースだなんだとゲーム的な要素が一般社会に浸透してくることは予想されますが、それを学生時代から半端に学ぶことが良いとは思えません。流行りに乗るかたちだけの検討結果報告にならなければ良いですね。

「ゲーミフィケーションをコアナレッジにしたDXに資する人材育成に係る調査及び検討会」を開始します (METI/経済産業省)
経済産業省は、ゲーミフィケーション(ゲームに使われているメカニクスや手法をゲーム以外のビジネスに応用)の手法を用いて企業や地方自治体のDX施策を担う人材育成の手法(GDX:Gamification for Digital Transform...
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