日本は生活上のリスクが比較的少ないだけに意識する必要性
アメリカで銃による犯罪のニュースを見ると、日本に住んでいて良かった?と思われる方も多いのではないでしょうか。
世界の治安や平和ランキングでも日本は上位の方にあります。そんな日本だからこそ日常生活におけるリスクについて意識して行動することで、リスクを回避することができると考えます。
文献や研究成果など参考データを探しましたが、適切なものがなく主観的な内容になっている可能性について了承ください。これを参考にしていただき、みなさんの生活環境でほかにも考えられるリスクがないか意識してみてはいかがでしょうか。
日本で生活するうえでのリスク
治安が良くて平和だ。といってもさまざまなリスクは存在します。すべてのリスクを回避するということなら、家に引きこもって何もしないことだ!と極端な思考になってしまうかもしれませんが、ここではリスクを意識しうまく付き合うというふうに考えたいと思います。
すべてのリスクを挙げていてはキリがありませんので、日常生活で多くの方が触れる可能性がある行為でのリスクについて、いくつかピックアップして考えます。
日本での生活における最大リスク車の運転
私は自動車が大好きです。しかし、平和な日本で生活するうえで、最大のリスクは車を運転することだと思います。車には自動車やスクーター、自転車なども含まれます。
高齢者の方に対して運転免許証を返納する圧力が世間的に高まっているのも、車の運転リスクの高さをみなさん肌で感じ取っているからでしょう。
多くの大手企業では社有車はよっぽどのことが無ければ使用せず、通常はタクシー利用を推奨するというところも多いです。それは社有車で重大事故などを起こしてしまうと、社会的信用が失墜する恐れがあるからです。現在営業活動などで社有車を使用している企業の方は、社有車の必要性やそれに伴うリスクを再確認してみてはいかがでしょうか。
また、車はちょっとした操作ミスや気の緩みで、一瞬にして自分自身が犯罪者となってしまうリスクのある乗り物だということも意識しなければなりません。日本ではどういう訳か車優先的な思考が今も強いですが、人と接触してしまった場合、ほぼ車の方が不利な状況になります。
平和な日本でそんなリスクを抱えて使うものが車だ、ということをよく認識して利用することで自然と安全意識が高まり、リスク回避につながると思います。
以下も参考に読んでみてください。
新社会人は注意!お酒のリスク
私も若いころを思い出すと、お酒のリスクについて理解せずに行った行動を反省してしまいます。
お酒のリスクについては昔アメリカで禁酒法が施行されるなど、歴史的にそのリスクは問題視されていました。新型コロナの影響でお店に大勢集まって飲むという機会は減っていますが、お酒のリスクはどこで飲む場合でも意識する必要があります。
お酒により判断力が鈍った状態で、車に乗ってしまうなど、上で挙げた車のリスクと合わさるとさらに大変です。また大量の飲酒で中毒症状になる恐れや、そもそもお酒が飲める量は体質や遺伝により大きく異なりますので、知らぬ間に許容量を超えて最悪は死に至るという恐れもあります。
私が推奨するのは美味しい食べもののお供としてお酒を飲むこと。食べることをメインにお酒を飲みます。あと冷たい水を飲みながらお酒を飲むことです。「俺は酒に強いからそんなちびちび飲んでられるか!」という方が最もリスクが高いと思われますので、お酒のリスクについて再確認してみてはいかがでしょうか。
事が起こった後に、酔っていて全く覚えていませんと主張しても無駄です。
自然の中での遊びへのリスク
新型コロナ禍でアミューズメントパークや商業施設での遊びが制限されることで、アウトドアでの遊びを始める方が増えているようです。
それを裏付けるように、アウトドア用品事業へ本格参入する企業が増えています。ワークマンを筆頭にイオンやゲオ、オーディオテクニカまでアウトドアブランドを立ち上げました。
アウトドアの遊びが流行ることで問題視されているのが、アウトドア初心者による迷惑行為です。ひと昔前でしたらアウトドア上級者が好む、穴場的な場所がありましたが、最近ではネットに情報が溢れており、公共の場で安心して楽しめる場所はほぼ無いといっても良いです。
そんな状況でアウトドア初心者の方が、人が少ない場所を求めると、リスクの高い場所で知らずに遊び事故が発生することになります。海、川、山、いずれにしても自然の中で遊ぶには最低限の知識とマナーは把握し、リスクを減らして遊びましょう。
以下は政府広報が出しているアウトドアで安全に遊ぶためのガイドラインです。
また、自然の中で遊ぶということは、上級者の方でもリスクはあります。レジャー施設と比べると圧倒的にリスクが高い遊びだという事を認識して行うことが必要です。
お子さんを連れていく場合は特に注意しましょう。
生活環境や自身の状況にあわせてリスクチェックしてみましょう
上で挙げたものは多くの方がなにげなく行っている行為が、実は安全な日本においてリスクが高い部類に入る行為だということを再認識いただきたいと思ったものです。
他にも生活環境や自身のおかれた状況によりリスクは異なるかと思いますので、あらためてチェックし意識して行動することで回避できるかもしれません。参考になれば幸いです。