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お気に入りのチャンネルに音声読み上げが追加され喜んだが、頭に内容が入ってこなくなった!?

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お気に入りチャンネルの変化に、戸惑う私!?

IT業界の悲哀と狂気を、キュートな猫のキャラクターが淡々と語る、私のお気に入りのYouTubeチャンネル「プロマネコ」

プロマネコ
IT業界の現職プロマネが「現場のリアルなあるある」と「不幸な状況での前向きな提言」を猫に喋らせています。動画は毎週土曜の朝7時!たまに週2で出したり、投稿タブでつぶやいたりします。■連絡先puromaneko@gmail.com※PR案件に...

そのシュールな世界観と「あるある」すぎる内容で、多くのエンジニアの癒やし(?)となっているこのチャンネルに、先日大きな変化がありました。

これまでは猫の鳴き声とSE音、語られる内容は字幕のみで構成されていた動画に、ついに「音声読み上げ(ボイス)」が実装されたのです。

一見すると、「画面を見なくても内容が分かる」という、ラジオ感覚で楽しめる便利なアップデート(改善)のように思えます。
しかし、コメント欄を覗いてみると、「頭にスッと入ってこなくなった」「前の字幕だけの方が集中できた」といった、戸惑いの声も少なからず見受けられます。
正直に言うと、私自身もそう感じた一人でした。音声を聞き流していると、なぜか以前ほど内容が記憶に残らないのです。

単なる「慣れ」の問題なのでしょうか?
実は、この違和感には、人間の「脳の情報処理メカニズム」が深く関係している可能性があります。

「目」と「耳」では、脳の使い方が違う

人間が外部から情報を取り入れる際、視覚(目)と聴覚(耳)では、その処理速度や記憶の定着率に驚くべき差があることが、数多くの研究で示されています。

1. 処理速度の圧倒的な差

研究によると、人間の脳は視覚情報をテキストや音声の約60,000倍の速さで処理できると言われています。
プロマネコの動画は、可愛いイラストと、要約されたテキストがテンポよく表示される「紙芝居」形式です。
以前のスタイルでは、私たちは無意識のうちにこの「高速な視覚処理」をフル活用し、自分のペースで情報を爆速スキャンしていたのです。

2. 「自分のペース」vs「強制的なペース」

ここが決定的な違いです。
「読む」行為は、能動的です。 難しい専門用語が出れば一瞬止まり、理解できれば次へ進む。このペース配分は読み手の自由です。
一方、「聴く」行為は、受動的です。 音声は動画のペースで強制的に流れていきます。思考が追いつかないうちに次の話題へ進まれると、脳は処理落ち(オーバーロード)を起こし、結果として「右から左へ聞き流す」状態になってしまうのです。

プロマネコの内容は、IT業界の複雑な構造やエンジニア心理を扱っており、意外と情報密度が高いもの。
「音声がついたこと」で便利になった反面、強制スクロールのゲームをやらされているような「脳への負荷」が発生しているのかもしれません。

3. 記憶の定着率:3日後の真実

「画像優位性効果(Picture Superiority Effect)」という概念があります。
ある情報を伝えた3日後、音声のみで伝えた場合の記憶定着率は約10%であるのに対し、視覚情報とセットで伝えた場合は約65%まで跳ね上がるというデータがあります。

以前のプロマネコは、音声がない分、私たちは「全力で画面(文字と絵)を見る」必要がありました。
しかし音声がついたことで、「画面を見ずに音だけ聞く」という視聴スタイルが可能になり、結果として視覚情報の強力なブースト効果を捨ててしまっている可能性があります。

音声は「補助輪」として使うのが正解かも?

もちろん、家事をしながら、運転をしながらといった「ながら聴き」の需要において、音声実装は素晴らしい進化です。
しかし、もしあなたがプロマネコから「深い共感」や「学び」を得たいと思うなら、音声に頼り切るのではなく、「あえて画面をしっかり見て、字幕を読む」という以前のスタイルを意識的に維持するのが良いかもしれません。

動画のコメント欄にある「以前の方が良かった」という意見は、単なる懐古主義ではなく、私たちの脳が「もっと効率よく理解させろ!」と叫んでいるサインなのかもしれませんね。

おまけ:以前のスタイルはNotebookLM(AI)対策だと思っていた

音声読み上げが追加される前のプロマネコの動画は、最近人気のAIツール「NotebookLM」のソース情報に取り込むことができませんでした。

多くのAIツールはYoutubeの自動文字起こし情報を読み取っているため、プロマネコのような音声がSEや猫がニャーニャー言ってるだけのページは内容を認識することができません。

これはAI時代を先取りして、情報を詐取されることへの対策をしているのかな?と勝手に考えていましたが、今回の音声追加で完全なる勘違いだと分かりました。。しかし、情報系の動画はあえて音声を入れないという手法もアリではないかと、今回の件で感じました。

最後にIT系の仕事をする方には非常に学びの多い「プロマネコ」チャンネル。お時間があるときに観てみてください。

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