手描きアニメ最高峰なのは間違いない
2023年7月14日より公開されている、スタジオジブリ新作「君たちはどう生きるか」を初日に鑑賞してきました。
とにかく事前に広告や映像公開を一切行わないプロモーションのため、ここまで作品内容が不明な状態で観た映画ははじめてです。とにかくSNSなどネタバレ情報を観てしまわないように注意しながら、劇場まで足を運びました。みなさんにも事前情報無い状態で観て欲しいので、ここでもネタバレは一切無いよう注意しながら感想を書きます。
あくまで私、一個人の感想ですので、実際に観て評価してください。
「君たちはどう生きるか」期待度に対しての満足度は65点
一切、事前情報が無いということで、作品の舞台やジャンル、時代、登場人物も一切不明ということで、期待の持ち方は人それぞれだったかと思います。
私はジブリ作品の中では「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」「紅の豚」が好きです。期待値としてはこれら作品になってしまうのですが、その期待値に対しての満足度は65点というところでした。
期待の方向性に対しての満足度ですので、どういう作品をイメージして観るかによって満足度は変わると思います。これ以上書くとネタバレになるので、ここまでしか書きません。
「君たちはどう生きるか」作品としての満足度は90点
作品自体の満足度は私としては高かかったです。最近は映像が綺麗なアニメ映画が増えていますが、スタジオジブリのこだわりはやはり凄かったです。
手描きアニメでは最高峰なのは間違いないです。特に動きの細かさ、非日常の描き方はさすがです。これ以上書くとネタバレになるので控えますが、頭を空っぽにして観ると良いかもしれません。
子供連れで観るのは少しおすすめしかねる
ネタバレは控えますが、これだけは書いておいた方が良いかと思い書きます。
子供連れで観るには適していないかなと思いました。全年齢指定で誰でも安心して観ることができますが、ここは注意が必要かと思います。
逆にすごく小さいお子さんなら、映像だけ観て楽しめるかもしれませんが。
広告を打たない戦略で良かったのか?
今回スタジオジブリとしても初の広告や事前の映像公開を一切行わない戦略を取りました。同様の戦略で、少し前に公開された劇場版スラムダンクは成功したように見えますが、スラムダンクの場合は、原作マンガが超有名作で確実にバスケ作品であることは分かっています。しかし、「君たちはどう生きるか」はタイトルだけ見ると地味ですし、どういう方向性の映画なのかすら分からないということで、あまりにも無茶ではないかなと感じました。
平日ということもあるかもしれませんが、スタジオジブリの新作にしては劇場内も空席だらけでしたし、明日土曜日の座席予約もあまり進んでいない感じです。
本作は普通にプロモーションした方が良かったのではないかと思いました。
作品自体は楽しめましたので、先入観なく観てみると良いと思います。
追伸、予告編で流れた、冬公開の「屋根裏のラジャー」が面白そう。