不確実性の高い時代を生き抜くアバン流
注:ダイの大冒険をこれから見る方は読まないでください
これを読んでおられる方はダイの大冒険の話をご存知な方という前提で書きます。
原作マンガを学生時代に読み、まさかこんな何年も経ってアニメが復活するとは驚きでしたが、アニメの方も楽しく視聴しています。
物語は終盤に入っており、原作マンガで読んだ時には度肝を抜かれた、アバン先生復活回はハドラーの超イケメンぶりも相まって最高に盛り上がりました。そんなアバン先生に対して、ヒュンケルはアバン先生の実力では足手まといだ!と言い放ちます。訳あってそのような発言をしたのですが、アバンはそれを当然というように受け止めます。
アバン先生のリスキリング
現在は不確実性の時代と言われており、VUCA(ブーカ)と呼ばれています。
「Volatility(変動制)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(曖昧性)」の頭文字をとってVUCAなのですが、これら要素から先が読めない時代であり、想定外に対応出来ることが重要です。
そういった時代にこそ新しい知識やスキルを習得し変化に対応する「リスキリング」の重要性が増しています。
アバン先生は物語の序盤でハドラーを倒すために、自身の命と引き換えに強力な呪文を唱えるメガンテを放ちましたが、かろうじて生きていました。しかし、アバン先生はダイとともに行くのではなく、新たなスキルを手に入れるために独自に修行を始めます。
その時点でアバン先生は自身の実力では、ダイを助けられないと悟り、最後の戦いで力になれるようリスキリングを始めました。その成果が発揮され、アバン先生の力は終盤の攻略に大きな助けとなります。
人生100年時代リスキリングの手段も様々
人生100年時代と言われており、定年を迎えた後が本番という時代になって来ています。これからの時代リスキリングして新たなことにチャレンジすることが重要です。
幸い、いろいろな形態の通信制学校なども多く出来てきてますし、カドカワのN高等学校に代表されるようなオンライン中心の学校も人気で、教育方針やコンテンツの充実も進んでいます。
このような成功事例から他の学校も同様に進化していくでしょうし、少子高齢化社会ということもあり、今後は大人向けの教育がどんどん充実していくはずです。
アバン先生のように時代の変化を読んで、新たなスキルを身に付け貢献できるような、そんな人材を目指したいですね。