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Google Antigravityが「Skills」を搭載。「AIエディタ戦争」はさらに激しく!

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「指示待ち」のAIはもういらない。「特技」を持った相棒と働く時代へ

2026年1月14日、AIネイティブ開発の覇権を争う戦いに、Googleが強烈な一手投じました。
Googleの次世代IDE「Antigravity」に、待望の新機能「Agent Skills」が正式リリースされました。

先日、「Antigravity」を使って「人狼ゲーム」を作成し、あまりの簡単さに驚きましたが、Skills機能があれば、さらに効率的に利用できそうです。

先行する「Cursor」やAnthropicの「Claude Code」には、すでにSkills機能が搭載され強化されてきましたが、Antigravityの「Skills」でどのように迫るのか楽しみです。
本記事では、公開されたホワイトペーパーを読み解きながら、この機能がAIコードエディタ戦争にどのような影響を与えるのか、そして私たちの開発体験がどう変わるのかを解説します。

「毎回説明する」苦痛からの解放

これまでAIエディタを使っていて、こんな不満はありませんでしたか?
「DB移行のスクリプトを実行して」と頼むたびに、「あ、引数はこれこれこうで、dry-runオプションをつけて…」と長々と説明しなければならない。
Skills搭載前でもある程度は共通ルールとして設定することはできたものの、ちょくちょくルールを忘れてしまうため、再度指示をすることが多々ありました。

Antigravityの「Agent Skills」は、これを「特技(Skill)」としてAIにインストールすることで解決します。
一度定義してしまえば、あとは「DB移行しておいて」と言うだけ。
この「指示からスキルへ」のパラダイムシフトこそが、今回のアップデートの核心です。

競合(Cursor / Claude Code)との違い

Antigravityが注目されている点として、「Manager View」による透明性です。

  • Cursor / Claude Code: AIがバックグラウンドで何をしているかが見えにくく、企業導入において「ブラックボックス化」が懸念される(特にClaude CodeのCLI実行は強力すぎるがゆえに怖い)。
  • Google Antigravity: エージェントが「どのスキルを、なぜ選んだか」という思考プロセス(Planning)をリアルタイムで可視化。

「AIに任せたいけど、暴走は怖い」というエンタープライズ企業の心理に見事に応えた設計と言えます。
監査可能(Auditability)でガバナンスが効くAIエージェントというのは、ビジネス利用においては最強の訴求ポイントでしょう。

とはいえ、Antigravityの便利さ故に、AIにすべて実行を許可してしまうと、必要なフォルダを誤って削除してしまう。といった不幸な事故に見舞われるかもしれませんので、設定には注意が必要です。

3. 開発者自身の「スキル」も変わる

「Agent Skills」の導入は、私たち人間のエンジニアの役割も変えます。
これまでは「コードを書くこと」が仕事でしたが、これからは「AIに習得させるスキル(手順書)を設計すること」が重要な仕事になります。

  • 面倒なインフラ構築手順を terraform-skill としてパッケージ化する。
  • 毎朝の競合調査を「Web巡回スキル」として自動化する。
  • 属人化していた秘伝のタレ(シェルスクリプト)を skill.yaml に落とし込んで民主化する。

つまり、「AIを育てるエンジニア」こそが、これからの時代に求められる人材像になるのです。

Googleの本気が、市場を飲み込むか

IDE、ブラウザ、ターミナルを統合し、さらにGemini 3 Proという最強の頭脳を持つAntigravity。
そこに「Skills」という手足が加わった今、死角は見当たりません。
先行していたCursorや、CLI特化のClaude Codeに対し、Googleは「総合力」と「企業向けの実用性」で完全に王手をかけに来ています。

2026年、あなたの開発パートナーは誰になりますか?

私はAntigravityでの開発が楽しすぎて、年末年始の休暇を溶かしてしまいましたが、それほど新しい体験だと感じました。まだ未体験の方は無料で使える間に体験してほしいです。

Antigravityに「スキル」を教え込む準備を、今から始めましょう。

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