マツダ3/CX-30の20Sはマイルドハイブリッド1本に

2022年8月下旬から9月にかけて、マツダ3およびCX-30の2リッターモデルの20Sがマイルドハイブリッドに変更となります。従来のガソリンエンジンモデルは廃止となります。

1.5リッターの15Sは従来のエンジン仕様です。

マイルドハイブリッド化では燃費の改善効果はそれほどありませんが、スムーズな発進動作とアイドリング時にエンジンオフ時間が伸びることが利点でしょうか。

ガソリンエンジン車のアイドリングストップですと、燃費効果も薄いうえバッテリーが非常に高価になり、しかも劣化が早まることより、バッテリー交換時期も早くなるということで、私はガソリン車のアイドリングストップはあまり意味が無いなと感じています。マイルドハイブリッドですと無理なくアイドリングストップが可能です。

20Sマイルドハイブリッド化でおすすめなのは6MTモデル

私はマツダ3の15Sの6MTに乗っています。6MTに乗るなら15Sの方がエンジンも気持ちよく回るし面白そうだと思い選択したのですが、今後は20Sの6MTも捨てがたい存在になった感があります。

上位のe-Skyactiv Xモデルの6MTはマイルドハイブリッドのモーターの補助により、マニュアルの操作感が非常に楽しいとモータージャーナリストの方が評価されていましたので、20Sもマイルドハイブリッドとなり、6MTが非常に楽しいモデルなのではないかと期待しています。特にマニュアル車にあまり乗ったことが無い方は、運転がしやすいと思います。

マツダ3/CX-30の15Sは純ガソリンエンジンとして貴重な存在に

今回の仕様変更により、マツダ3/CX-3のラインナップで純粋なガソリンエンジンモデルが15Sのみとなりました。

私が乗っているからという事ではありませんが、15Sは貴重なモデルになったんじゃないかと思います。世界的にガソリンエンジンのみという車が減っていく傾向ですので、いつまで乗れるのかな？という感じです。

マツダ3の内外装デザインは世界的にも評価されているものの、使い勝手や取り回しなど実用性では劣ることから、あまり売れていません。マツダ3/CX-30ともに次モデルがあるのかも微妙だと感じています。

マツダ2もまったくモデルチェンジの気配がありませんし、B、Cセグメントクラスがどうなるのか？なにか面白い展開があることに期待したいです。