2022年冬発売！新型プリウス発表でポジティブ反応多数

2022年冬発売予定の5代目となる新型プリウスが発表されました。発表後の各所の反応を見ると上々でポジティブ寄りの反応が多いように見受けられます。

私も第一印象は好印象です。早く試乗してみたいなと思える1台です。

しかし、車情報を率先して収集するようなコアなファンが好む車は、大抵そこまで売れないということから、新型プリウスも従来のプリウスほど売れないのではないでしょうか。

しかし、新型プリウスでの挑戦は純粋に良いなと感じました。

売れなくても良い！5代目プリウス

5代目プリウスのルックスを見た瞬間、大衆車ポジションは捨てたなと感じました。大衆車ポジションとしてはヤリスやアクアがありますし、ハイブリッド車イメージをけん引するという役目も終えています。

現行の4代目プリウスは大衆車ポジションも保持しながら、世界に無い存在感ある車を目指して迷走した感がありました。中国系メーカーが3代目プリウス亜種みたいな車を発売しまくっていたことも関係していたと思います。

そんな従来のプリウスの呪縛が無くなって、5代目新型プリウスはブランド復権となりそうな気がします。

しかし、従来のプリウスほどは売れないと思います。それで良いんです。

奥さまウケが良くないと一定以上は売れない

自動車を購入するメイン層は家族持ちになるかと思います。そうなると売れる車には奥さまウケが良いことは重要な要素になりますが、体が小さな女性は運転でいろいろな制約を受けやすいです。

新旧プリウスを並べてみると、新型プリウスは見た目から運転がしにくそうだと感じられるはずです。実際新型の運転席に座ってみないと何とも言えませんが、私的には見た目の感じよりはフロントの見切りは良く、外見とは裏腹に実際は運転がしやすいのではないかと感じました。

しかし、普段軽自動車やコンパクトカー、ミニバンなどフロントノーズが短い車に乗っていると、新型プリウスの形状は敬遠されそうです。ミニバンは外観上フロントが見やすそうと思われがちですが、実際には死角は大きい方だと思います。

新型プリウスはデザイン的にロングノーズに見えますから、実はミニバンよりも見切り良く運転しやすいということであれば、そのあたりを上手くアピール出来るかがポイントかもしれません。早く試乗して確かめたいです。

いずれにしても、新型プリウスは広く売れる車では無く、購入層を絞った車になったのかなと思います。

ワイドなGRプリウスが出たら最高

新型プリウスはフロント、サイド、リア、どこから見ても良い感じだなと思います。

私は今マツダ3に乗っており、エクステリアデザインでは一定の評価がされている車で満足ですが、リアのデザインは少し弱いかなと思う所があります。新型プリウスはリアも新しい感じで好印象です。

フロントも特徴的ですが奇抜過ぎずちょうど良いです。4台目は行き過ぎてしまいましたが、5代目は上手く収まってますね。

これでワイドボディーのGRプリウスが出たら最高だなと感じます。どこから見ても良い感じだとは思うのですが、欲を言えば真正面や真後ろから見た時に、もう少し抑揚があるとカッコ良いと思います。そのためにもう少しワイドなボディサイズが必要なので、GRバージョンとして出て来て欲しいなと思います。

新型プリウス納期は半年以上は覚悟？

新型プリウスはエクステリアを大幅に刷新してきただけに、購入前に試乗した方が良いとは思いますが問題は納期です。現在ハイブリッド車アクアは納期半年程度となっています。

新型プリウスは1.8Lと2.0Lのエンジンラインナップがあるため、グレードにより大きく納期が変動する可能性が高いです。恐らく2.0Lの最上位グレードが最短となるかと思います。価格情報はまだ出ていませんが、最上位グレードはコミコミ400万円は超えるかと思いますので、なかなか購入のハードルは高そうだと感じます。

早く欲しいから実車を見ずに急いで予約となりがちですが、5代目に関してはメーター周りがBZ4X風な感じになっていたり、先ほども書きましたが前の見切りがどうなのか？など気になる点も多いので、出来れば試乗してからの予約が良いかなと思います。

それにしても最近のトヨタは最大手らしからず攻めていますね。クラウンなどは否定的意見も多いですが、変化しないと勝てないのも事実ですので、今後も攻めの姿勢で面白い車を出して欲しいなと思います。